睡眠障害と診断されて、これまでの体調不良に納得できた

睡眠
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こんにちは。2021年4月に睡眠障害と診断された、まこです。
睡眠障害と診断されるまで、体調の変化に違和感を感じていましたが特に病院に行くこともなく、見て見ぬふりをして過ごしてきました。

まこ

私が睡眠障害を診断されるまでの体調の変化と、診断されてからの経過をお伝えしたいと思います。

この記事は、睡眠障害と診断された方、まだ病院に行っていないけどもしかしたら睡眠障害かもしれないと思っている方に読んでいただきたいです。

睡眠障害との付き合い方、診断されて4ヶ月が経った現状をお伝えします。
現状は少し回復傾向にありますが、完治には至っていません。

目次

睡眠障害と診断されるまで

ごくごく普通の事務職・会社員として平日9時~18時の勤務をしていました。
30歳、転職を経て正社員、社歴は4年ちょっと。
まもなく中堅社員と呼ばれる層に入るか入らないかでした。

勤務形態の変化と残業地獄

去年2020年の2月ごろからコロナの影響で、勤務形態が大きく変わりました。
初めは時差出勤。
平常勤務に戻ったと思ったら今度はテレワーク。
でも電話番が必ず必要な業種のため、完全なテレワークはできず、交代制で出社する日々。

事務が社歴15年の女性の先輩と私の2人しかいない支社のため、交代で出社する日は1人で全ての業務をこなさなくてはいけませんでした。
内線も外線も鳴る電話は全て取り、先輩の分の業務なんてわからないのに調べながら進める。

だから自分の仕事は後回し。
その結果、残業が3時間になることもよくありました。
残業地獄、時間の搾取だなんて思っていました。

それが直接の原因かはわかりませんが、私は1年後の2021年3月。
ある日突然、動悸がするようになりました。

朝、家を出るときはいつもと変わらず、ドキドキもバクバクもしなかったのに。
通勤途中や地下鉄に乗る時も問題ありません。
でもなぜか、会社に到着して9時始業を少し過ぎてから、息苦しさと動悸、急な不安感が出てくるのです。

声を出すと涙がこぼれそうになるので、周りに助けを求めたくてもできませんでした。
毎日午前中だけ動悸がする。
気のせいかな?いや、気のせいじゃない。。。
自分の体に何が起こっているか、わかりませんでした。

毎日動悸が続いた翌週、いつもの動悸は起きませんでした。
ただの体調不良か、、、まだ3月だけど花粉症によるアレルギー症状か何かかな。
病院に行くことはなく、その後も時折動悸がすることはありましたが、3月は決算期。
1年で一番忙しい時期だったため、病院に行くために有休を取ろうと考える暇もなく、気が付けば4月になっていました。

そして4月、無事に繁忙期が過ぎた4月中旬、やっと心療内科に行きました。
そこで初めて「睡眠障害」と診断されました。
うつ病や適応障害、パニック障害を疑っていた私はその結果を聞いてほっとしたのを覚えています。
そして同時に長い闘いになるなとまた少し不安な気持ちになりました。

症状の変化

睡眠障害を診断された当時、私が自覚していた症状は早朝覚醒
朝目覚まし時計が鳴る2時間も前に目が覚めてしまう。
睡眠時間は4時間ほど。起きた瞬間は目覚めがいい。
でもまだ起きて行動するには早すぎる時間なのでそのまま布団でゴロゴロ。
そこから何度も短時間睡眠を繰り返し、本当に起きなくてはいけない時間が近づくと長い夢を見ながら目が覚める。

夢を見ながら起きるとき、足や腕に力が入っているのか痺れています。
寝相は良く、昔から直立不動タイプ。
歯の食いしばりがあり、あごに負担がかかっているよう。

絶不調だった頃は、朝起きてから頭なのか目なのかわかりませんが、グルグルとめまいもしていました。
めまいで不安な気持ちが出てくるので、深呼吸をして自己暗示。
「大丈夫、大丈夫」

会社に行くと働かなきゃという気持ちが強いためか、比較的平常心でデスクに向かうことができます。
でもやっぱり急に不安な気持ちがやってきて、泣きそうになる。
指が震える。声が出ない。呼吸が苦しい
そして目が回って、パソコンのメールの内容が理解できなくなる。

土日は仕事がないからストレスなんてないはずなのに、車に乗るだけで緊張していました。
車が走る前から車酔い、人込みに行くと目が回る、息切れがする、そして食欲が極端になくなる。
折角の休みなので、彼氏と外食したいのに、おいしいものを食べてリフレッシュをしたいのにお店に入ると緊張してきて、まだ一口も食べていないのに吐きそうになる。

ただただ苦しかったです。

薬を処方されてからは、6時間くらいであれば続けて寝ることができました。
相変わらず長い夢を見て起きたり、足がしびれていたりと睡眠に関しての改善は緩やかなものでした。
ただ、不安を抑える薬を処方されているせいか、日中の目眩や、勤務中の急な不安感は少しずつ減っていきました。

地下鉄に乗って職場に行くことはできるのに、車に乗って近くのショッピングモールに行くことは難しかったです。
ゆっくり寝たいのに寝れない、具合が悪いのに周りからは見た目でわからない。
経験した人にしかわからない辛さがありました。

退職を決意

4月に睡眠障害と診断され、上司に報告。
コロナ禍でテレワークも実施していたため、私だけが休養することはできない状況でした。
支社長や上司、先輩等の万が一私が急に体調が悪くなった場合のために、最低限の人数にだけ体調不良であることを伝えました。

服薬しながらの通常勤務には限界があり、何度も悩んだ末に退職することを決意しました。
実際には5月に退職を申し出てから、有休消化開始まで1か月弱。
7月末の退職日まで、有休は約1か月半ありました。

有休消化に入った最初の4日間は毎朝、会社の夢を見ました。
長い長い夢です。
そんなにも会社に行くことがストレスになっていたのかと自分自身驚きました。

会社の夢を見なくなり、少しずつしっかり寝れるようになった気がしました。
有休期間中は基本的には朝は目覚ましをかけずにいました。
寝れるだけ、寝たかったからです。

でも実際には朝6時前に目が覚めることも多く、朝起きて頭がすっきりした!という感じたのは数回だけでした。
月経や排卵日前後で体調が悪くなり、早朝覚醒をする。
そうなると寝不足になりまた数日間、気持ち悪い日が続く。

気が付けば7月も後半。退職日が迫り、また会社の夢を見ました。
いつになったら寝れるのか、、、

無職になった現在

8月から完全な無職となり、いまだに朝早く起きてしまいますが、夢を見ながら起きる回数は少なくなりました。
傾向としては二度寝をすると高確率で長い夢を見ます。
朝は起きたら、二度寝せず活動するように心がけています。

体調が悪くなるパターンが自分の中でわかってきたので、少しずつ対策を取るようにしています。
次の日に予定があるときは夜更かししない。早めにテレビを消す。スマホも早めに使うのをやめる。
夜ご飯は遅くても20時までに腹6分目程度食べ、次の日の朝はゆっくり行動する。
お腹が空いたら食べる。寝れないせいか消化不良になりがちだといまだに感じています。

8月から少し気持ち的に落ち着いてきたため、減薬もしました。
不安な気持ちを抑える薬だそうです。
今は睡眠薬と体の緊張を抑える薬と不安を抑える薬を少し飲んで寝る程度になりました。

これからのこと

備忘録として、前述で色々書きましたが、完治にはまだまだ時間がかかりそう、というのが今の私の実感です。

睡眠障害になってから、元々抱えていた酒さという皮膚炎も悪化したり、手湿疹が出始めたりで、寝ること以外にも心配なことがいくつかあります。

ただ、酒さも手湿疹もたくさん寝れる日が数日あるだけで改善している気がします。

単なる個人の感想ですが、睡眠をとって治癒力を高めていければと思います。

もう少し考えがまとまったら、また記事の更新をしたいと思います。
まずは現状を簡単にお伝えしました。

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